こんにちは、なすびトラベルです🍆
新幹線は非常に便利な交通手段の一つですが、頻繁に利用するとなると料金の高さがネックとなることも多いでしょう。
特に片道利用の場合、往復割引などの恩恵を受けられないため、定価での購入になりがちです。
しかし、実は新幹線の片道切符にも様々な割引制度や節約方法が存在します!
今回は、「新幹線の片道切符」をお得に購入するテクニックを紹介していきます✨
新幹線片道料金の基礎知識
新幹線の片道料金は「乗車券」+「特急券」の組み合わせで構成されています。
例えば、東京-大阪間の普通車指定席の場合、乗車券8,910円+特急券5,810円で合計14,720円となります。
この金額を基準に、各種割引制度を活用することで大幅な節約が可能になります。
1. えきねっと限定割引を活用
お先にトクだ値(35%割引)
JR東日本の「えきねっと」では、乗車日の1ヶ月前から13日前まで購入できる「お先にトクだ値」を提供しています。対象列車限定ですが、最大35%の割引を受けることができます。
トクだ値(10-15%割引)
乗車日当日まで購入可能な「トクだ値」もあります。割引率は10-15%程度ですが、直前でも利用できる便利な制度です。
新幹線eチケットサービス
チケットレス乗車ができる「新幹線eチケットサービス」では、紙の切符より200円安く購入できます。頻繁に新幹線を利用する方には特におすすめです。
2. 金券ショップを上手に活用
回数券のバラ売り
金券ショップでは、新幹線回数券をバラ売りしていることがあります。定価の5-10%程度安く購入できることが多く、片道利用でも十分にメリットがあります。
株主優待券の利用
JR各社の株主優待券を金券ショップで購入し、運賃の割引を受ける方法もあります。ただし、利用条件や有効期限に注意が必要です。
新幹線回数券の共同購入
友人や同僚と共同で回数券を購入し、必要な分だけ使用する方法もあります。6枚つづりの回数券を複数人で分けることで、1人あたりのコストを下げることができます。
3. 乗車券の分割購入テクニック
途中駅での分割
長距離移動の場合、途中駅で乗車券を分割することで料金を安くできる場合があります。
例えば、東京-広島間を東京-岡山間と岡山-広島間に分けることで、数百円の節約になることがあります。
大都市近郊区間の活用
大都市近郊区間内では、最短経路の運賃で任意の経路を選択できます。
この制度を活用することで、新幹線利用区間を最小限に抑えることも可能です。
4. 学割・各種割引制度の活用
学生割引(学割)
学生の方は、片道101km以上の乗車券が2割引になる学割を活用しましょう。特急券は割引対象外ですが、乗車券部分の節約は大きなメリットです。
身体障害者割引
身体障害者手帳をお持ちの方は、乗車券と特急券が半額になります。介護者も同様の割引を受けられる場合があります。
満65歳以上の方が利用できる「ジパング倶楽部」では、新幹線料金が20-30%割引になります。年会費はかかりますが、年に数回利用すれば元は取れる計算です。
5. ビジネス利用での節約術
法人向け割引制度
企業での利用が多い場合、JR各社の法人向け割引制度を検討しましょう。年間利用額に応じて割引率が設定されており、出張コストの削減に効果的です。
コーポレートプログラム
一部の大企業では、JRとの包括契約により特別割引を受けられる場合があります。所属企業の総務部門に確認してみることをおすすめします。
6. 時間帯・列車選択による節約
のぞみ以外の列車を選択
東海道・山陽新幹線では、「のぞみ」以外の「ひかり」「こだま」を選ぶことで、自由席料金を安く抑えることができます。時間に余裕がある場合は検討してみましょう。
平日・オフピーク時間の利用
繁忙期を避けて平日や早朝・夜間の列車を利用することで、指定席の空席が多く、自由席でも座りやすくなります。
7. クレジットカード・ポイント活用
JR系クレジットカードの特典
「ビューカード」などJR系のクレジットカードでは、新幹線チケット購入時にポイント還元率が高くなります。また、貯まったポイントで切符を購入することも可能です。
ポイントサイト経由での購入
一部のポイントサイトでは、えきねっと利用時にポイントバックを受けられます。わずかな還元率でも、高額な新幹線代では無視できない金額になります。
8. 宿泊セットプランの検討
新幹線+ホテルパック
宿泊を伴う旅行の場合、新幹線とホテルがセットになったプランの方が安くなることがあります。片道だけの利用でも、往復セット料金との比較検討は重要です。
日帰りプランの活用
観光地への日帰り旅行では、新幹線往復+現地での食事や入場券がセットになったプランが、個別購入より安い場合があります。
9. 繁忙期を避ける戦略
ゴールデンウィーク・お盆・年末年始を避ける
これらの時期は指定席料金が通常期より高く設定されています。可能であれば時期をずらすことで、通常料金での利用が可能になります。
平日移動の検討
週末より平日の方が自由席の座席確保が容易で、指定席料金を節約できる可能性が高くなります。
10. 代替交通手段との比較
高速バスとの比較
時間に余裕がある場合、高速バスとの料金比較も重要です。新幹線の半額以下で移動できることも多く、コストを最優先する場合の選択肢となります。
航空便との比較
長距離移動では、LCCの航空便の方が安い場合があります。空港アクセスの時間とコストも含めて総合的に判断しましょう。