こんにちは!なすびトラベルです🍆
GWに大阪万博2025に行ってきました!
現在、妊娠後期でかなりお腹も大きいのですが…、生まれたての赤ちゃんを連れて行くのは大変だし…万博行くなら今しかない!!
ということで、ゆったりお昼ごろから行ってきました✨
「GWで混んでいるだろうし、雰囲気を味わえたらいいな」という気持ちで行ったのですが、
「妊婦さんへの優遇」が素晴らしく、行きたかったパビリオンのほとんどを制覇することが出来ました…!!(パビリオン7つ&レストランやカフェなど6つ)
万博のスタッフさんの配慮に大変感動しました。ありがとうございました♡
今回の記事では、大阪万博で妊婦さんはどんな風に優遇されるのか?優先入場の具体的な方法を実体験を踏まえながら詳しく紹介します👍
大阪万博で妊婦さんが受けられる優遇サービスの全て
優先入場サービス:長時間の待機から解放される神システム
大阪万博における妊婦さんへの最大の優遇は、なんといっても「優先入場サービス」です。
通常、人気パビリオンでは30分から2時間という長時間の待機が必要ですが、妊婦さんはこの待機時間を大幅に短縮、または完全にスキップできます。

私たちが訪問した日は、GWという事もあり「エジプト館で90分待ち」という状況でした。
妊娠後期の体には非常に厳しい待機時間です。
しかし、優先入場を利用することで、ほとんどのパビリオンで待ち時間なし、長くても10分程度で入場することができました。
この優遇サービスは、妊婦さんだけでなく同伴者も一緒に利用できるのが大きなポイントです。家族全員が快適に万博を楽しめる配慮がされています。
バリアフリー対応:階段を使わない特別ルートの案内

多くの海外パビリオンは2階建ての構造になっており、通常は階段での移動が必要です。
しかし、妊婦さんには特別にエレベーターを利用できる優先コースが用意されています。
ポーランドパビリオンでは、一般の来場者は階段を使って2階へ移動していましたが、私たちは係員の方に案内されてエレベーターを利用することができました。
エレベーターは車いすやベビーカーの方も優先的に利用できるようになっており、妊婦さんにとって安心のサービスです。
快適な待機環境:日陰や涼しい場所での特別待機
万博会場は屋外展示が多く、基本的に直射日光にさらされる環境です。
通常の待機列では日陰がない場所で長時間立ちっぱなしになることがありますが、妊婦さんには特別な配慮があります。
ドイツパビリオンで見かけた光景が印象的でした。
子連れ&ベビーカーの家族が優先入場の順番待ちをする際、パビリオン近くの大屋根リング下(日陰でベンチがあるスペース)で待機させてもらい、時間になったら係員の方が呼びに来てくれていました。
このような配慮により、妊婦さんは体調を崩すリスクを最小限に抑えながら万博を楽しむことができます。
スタッフの細やかな気遣い:国際色豊かなホスピタリティ
万博のスタッフさんは、日本人スタッフだけでなく各国から来ているスタッフが多数います。特に海外のスタッフの方々は、妊婦さんに対する優遇に非常に積極的でした。
北欧館では、待っている人全員に日傘を貸し出しするサービスがあり、妊婦さんには特に積極的に声をかけてくれました。このような細やかな配慮が、万博全体の雰囲気を温かいものにしています。
妊婦が優先レーンを利用する具体的な方法とコツ
基本的な優先入場の流れ
優先入場を利用するための方法は、実は非常にシンプルです。
各パビリオンの入場口付近には、その国の係員の方が立っています。その方に声をかけることで、優先入場レーンに案内してもらえます👍
優先入場するための効果的な声のかけ方とコミュニケーション例
妊婦であることを直接伝えるのが恥ずかしい場合は、私たちが実際に使った方法をおすすめします。
実際のトーク例: 夫が係員さんに「待ち時間はどれくらいですか?」と自然に声をかけます。その際、お腹の大きい妻が隣にいることで、係員の方が妊婦であることに気づいてくれます。すると「妊婦さんですか?こちらへどうぞ!」という流れで優先レーンに案内してもらえました。
妊婦マークの効果的な活用方法
まだお腹が目立たない妊娠初期や中期の方は、妊婦マークを目立つ場所に着けておくことが重要です。
バッグの見やすい位置や、洋服の胸元など、係員の方が一目で分かる場所に付けておきましょう。
言語の壁を乗り越える方法
海外パビリオンでは、日本語が通じない場合もあります。しかし、身振り手振りやお腹を指差すことで、妊婦であることは十分に伝わります。
「Pregnant(プレグナント)」という英単語を覚えておくと、より確実にコミュニケーションが取れます。
【大阪・関西万博】の入場チケットから周辺アクティビティまでまとめて予約でき、旅行計画をスムーズにサポート!チケット購入も可能♪ <<最大5,000円割引クーポンあり>>【アクティビティジャパン】実際に優先入場できたパビリオン一覧と詳細レポート
北欧館(通所:20分 → ?)

初めてのパビリオンで、まだ妊婦優先入場のことを知らなかったため、通常レーンに並び始めました。
おそらくスタッフさんに声を書ければ優先入場できると思います👍
館内は北欧の美しいデザインと自然をテーマにした展示で、椅子もあり妊婦でもゆっくり楽しめる内容でした。
ポーランドパビリオン(通常:30-40分 → 5-10分)
2階建ての構造で、通常は階段での移動が必要ですが、エレベーターを利用できました。ポーランドの伝統文化と現代技術を融合した展示が印象的で、座って見られる展示もありました。

ドイツパビリオン(通常:60-90分 → 待ち時間なし)
最も混雑していたパビリオンの一つでしたが、優先入場のおかげで即座に入場できました。ドイツの先進技術を体験できる展示が多く、特に日本語対応の案内ガイダンスが充実していて、理解しやすかったです。
サウジアラビアパビリオン(通常:50分 → 10分)

唯一、優先レーンでも少し待機時間がありましたが、10分程度と短時間でした。建物に囲まれた日陰のスペースで待つことが出来たので苦痛ではありませんでした。館内は広々としており、妊婦でも移動しやすい設計でした。

インドネシアパビリオン(通常:20分 → 待ち時間なし)
東南アジアの文化と自然をテーマにした展示で、香りや音楽を使った五感で楽しめる内容でした。自分のペースで進める展示で、妊婦に優しい設計になっていました。
優先入場が難しいパビリオンの特徴と対策
エジプトパビリオン
人気の高いパビリオンの一つで、ベビーカーを押した家族も通常レーンに並んでいる状況でした。
これは、そもそも優先入場システムが導入されていない可能性が高いです。
このような場合は、混雑時間を避けて訪問することをお勧めします。(朝イチは空いている傾向があります)
オーストラリアパビリオン
大混雑のため、スタッフの方々が非常に忙しそうで、妊婦であることに気づいてもらえませんでした…。このような場合は、より積極的に声をかけるか、混雑の少ない時間帯を狙うことが重要です。
イタリアパビリオン
人気が高すぎて、通常レーンが完全に封鎖されており、予約者のみの受付となっていました。このような状況では、優先入場も利用できないため、事前予約が必須です。
対策とアドバイス
人気パビリオンでは、開園直後や閉園前の時間帯が比較的空いています。体調と相談しながら、これらの時間帯を狙うことで、優先入場を利用しやすくなります。
また、万博公式アプリでリアルタイムの混雑状況を確認し、比較的空いているタイミングを見計らって訪問することも効果的です。
妊婦が万博を楽しむための必携アイテムと注意点

母子手帳と妊婦マーク
万が一の際の身分証明と医療情報のために、母子手帳は必ず携帯しましょう。
妊婦マークは、周囲の人々に妊婦であることを知らせる重要なツールです。バッグの見やすい位置に付けて、スタッフや他の来場者に配慮してもらいやすくしましょう。
水分補給グッズ
万博会場内にも自動販売機がありますが、広い園内をたくさん歩くため、こまめな水分補給が不可欠です。
ペットボトル1本を持参し、無料の給水スポットで補充することをおすすめします。

実際に利用した給水器のお水は、冷たくて美味しかったです。
日焼け対策と防寒グッズ
万博会場は屋根が少なく、基本的に直射日光にさらされます。
妊娠中は特に日焼けによるシミができやすいため、帽子、日焼け止め、サングラスは必須です。
また、大屋根リング上部では潮風が強く、夕方以降は急に冷え込むため、コンパクトな羽織物も用意しておきましょう。


体調管理と安全対策
休憩の重要性
妊娠中は疲れやすく、長時間の歩行は危険です。私たちは頻繁に休憩を取りながら回りましたが、それでも半日で2万歩以上歩きました。周りのペースに合わせず、自分の体調を最優先に行動することが大切です。
同伴者との連携
万博では、興奮や雰囲気に流されて無理をしがちです…。同伴者と事前に「体調が悪くなったらすぐに伝える」「休憩のタイミングを決める」などのルールを決めておくことで、安全に楽しめます。
万博での移動を楽にする裏技とアクセス情報
帰路の混雑回避テクニック
東ゲートからの帰宅時の裏技
東ゲートから夢洲駅を利用して帰宅する場合、通常は大回りルートを歩かされます。しかし、妊婦さん、ベビーカー、車いすの方は、ショートカットできる特別ルートを利用できます。
ゲートを出て左手に向かい、係員の方に「妊婦なのでショートカットルートを利用したい」と伝えてください。かなりの距離を短縮できるため、体力的に大きな負担軽減になります。
効率的な会場内移動のコツ
万博会場の構造を理解する
万博会場は非常に広く、効率的に回るためには事前の計画が重要です。妊婦さんは特に、休憩スポットの位置やトイレの場所を事前に確認しておくことをおすすめします。
混雑時間帯の把握
平日と休日、朝と夕方で混雑状況が大きく異なります。妊婦さんは特に、混雑の少ない時間帯を狙って人気パビリオンを訪問することで、より快適に楽しめます。
まとめ:妊婦でも万博を最大限楽しむためのポイント
優遇サービスを最大限活用する方法
大阪万博の妊婦優遇サービスは、想像以上に充実しています。事前予約なしでも、優先入場を活用することで7つのパビリオンと6つのレストラン・カフェを半日で楽しむことができました👍
重要なのは、遠慮せずに積極的にスタッフに声をかけることです。
日本人特有の「迷惑をかけたくない」という気持ちは理解できますが、妊婦優遇サービスは正式なサービスであり、利用することで他の来場者にも迷惑をかけません。
体調管理と楽しみのバランス
妊娠中は体調の変化が激しく、無理は禁物です。
しかし、適切な準備と配慮があれば、万博を十分に楽しむことができます。
同伴者にサポートしてもらい、必要な持ち物をばっちり準備して挑みましょう!
最後に
妊娠中で長時間の待機が厳しいから万博は諦めようと考えている方がいらっしゃいましたら、それは非常にもったいないです。大阪万博は妊婦さんにとって非常に優しいイベントであり、適切な準備と情報があれば、十分に楽しめます。
体調の良い日を選んで、ぜひ大阪万博の魅力を体験してください。きっと、妊娠中の素晴らしい思い出になるはずです🌸
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。この記事が、妊婦さんの万博体験の参考になれば幸いです。


